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遊びすぎ。日記


2022-08-17 [長年日記]

_ [F55] CarPlayレトロフィット(2回目)

ドライブインシアターに行ったときにデイライトを切ったままで車検に出してしまい、ディーラーから「車検適合しない。リセットに5,000円かかる」と言われたが「自分でコーディングしたので5,000円払うくらいなら自分で設定戻しに行く」と告げたところ「無償対応します」となっていた。


車検から返ってくるとi-levelのバージョンがあがり、すべてのコーディングが消えていたが、想定通りだったので以前と同じくBimmercodeでコーディングを開始するも肝心のヘッドユニットが読み込みエラーとなって編集出来ない。理由は別ツールのfemtoevoでコーディングしたCarPlayとの競合のようだった。

とり急ぎ下記3点を対応して一旦放置

・ボードコンピュータのスピード表示

・バック時のミラーチルト角度変更

・アイドリングストップの無効化


放置していたのはfemtoevoがWindows用のツールで手元にMacしかないため。夏休み最終日、重い腰を上げて作業を開始。やりかたはMacに仮想化ソフトとWindowsを入れるだけだが、Macのバージョンが上がったぶん、2年前の組合せのままでは動かず、仮想化ソフトのバージョンアップから。ここまでが自宅での作業でだいたい1時間くらい経過。

その後は車に移動して前回も見たホームページを参考にしながら試行錯誤。大きくはまったのが2つ。仮想化ソフトのネットワーク設定ミスで車輌と繋いでいる有線LANはホストOS(Mac)と共有設定していたが、インターネット接続に使用している無線LANはホストOS(Mac)と繋がっていなかったこと、MacのDNS設定消し忘れでiPhoneテザリングでのインターネット接続がうまく繋がっていなかったこと。この2点の解消で更に2時間くらい経過。


その後のfemtoevoでのCarPlay有効化はあっけなく終了。さらにその後、Bimmercodeでのヘッドユニット読み込みも問題なし。そしてbimmercodeのメニューに以前は表示されていなかった「CarPlay fullscreen mode」の文字を見つけて歓喜。だいぶ手間かけさせられたけど、ここにi-levelのバージョンアップの恩恵が!!


ついでなのでメニューの表示方法も最新モデルのLCI2方式に変更。他モデルでの変更事例を参考にbimmercodeのエキスパートモードから項目のあたりをつけて、ググって発見。変更項目はHMI_ID_VERSION:id6_lightとHMI_MAIN_MENU_VERSION:modernの2つ。モダンでカッコいい。結局作業時間としては22時から26時までの4時間。いちおうメモとして残しておくが、また2年後の車検でリセットされたら果たしてその時も自分で出来るだろうか、、、


なおこのコーディングに必要な購入品は下記4つ。今回の追加支出はなし。

・bimmercodeアプリ(AppStore)

・OBDアダプター(amazon)

・ENETケーブル(Aliexpress)

・CarPlayコーディング(femtoevo)

仮想化ソフト(Virtualbox)は無償。あとは自前でWindowsのISOとMacとiPhone(テザリング)を用意。